~長女はつらいよ~墓じまい体験談 困難な墓参りのきっかけ

のんです。

長女はつらいよでは、本家に生まれた姉妹の長女ならではの、両親のこと、家のことで起こったさまざまな出来事を備忘録もかねてお届けしています。

同じ境遇の方、これから心の準備をしておきたい方、同じ立場のお子さまを持つシニアの皆様。誰かの為になれば幸いです。

前回のお話

https://www.appare-senior.com/2019/12/23/chojo/

長女の墓じまい。山のてっぺん墓参り事情

今回は、実家の墓まいり事情が一変する、大事件のお話です。

 

実家からの一本の電話

この日は、娘は幼稚園児。息子は1歳の誕生日を迎えたばかりでした。
数日前、両家で1歳のお祝いをし、お餅を担がせて歩かせ、両家の祖父母ともニコニコと目を細めて、その様子を眺めていたものです。

1歳となり、2人目育児ということもあり、少しゆとりが出た頃。
友人を呼び、電力会社の料理教室を開催していました。

一通りメニューが揃い、さて、「いただきます!」となったとき、一本の電話が。

ディスプレイには実家の電話番号。
父も母も働いていましたので、平日の昼からの実家は非常に珍しく、不思議に思いながら電話を取ると、電話口の声は母からでした。

「お姉ちゃん、お父さんが会社で事故にあった!」

非常に、狼狽した声で、そのように伝えてきました。

 

意識不明からの長期入院

勤務先で、父は転落事故を起こし、救急車で運ばれたとのことでした。

料理教室の続きは友人たちに任せ、1歳の息子と5歳の娘のお迎えは同居の義父母に。慌てて実家近くの病院へと車を走らせました。

母には、病院の看護師さんより連絡があったそうで、それも、父の携帯からだったので、当時働いていた母も、父の状態が軽いものではないと即座に理解したようでした。

車を走らせながら、無事でいて欲しいという思いと、これからのあれこれをどうしよう??という長女的な思い。

誰に連絡をするか・・・など、頭の中を駆け巡りました。

病院に着いて、まずケガの状況を確認しました。

脳挫傷、外傷性クモ膜下出血。

重傷です!

入院の手続きを取りました。

 

 

容態の山場と、親戚連絡

父には遠く離れた場所に兄弟が住んでいました。

とりあえず、当時連絡がついていた兄弟に連絡を取りました。
(これが後々、大問題を引き起こしてしまうのですが・・・)

肺炎を発症したこともあり、ケガと共に、肺炎の治療も必要になりました

「今夜がヤマになっても不思議ではない」

と、病院の方に言われ、眠れない夜が続きました。

翌日、父の兄弟がやってきました。
医療系に勤めていることから、父を見るなり、

「ああ、大丈夫だよ。労災だから、しっかり手続き取っときな」

と、言い捨て、父をギュッとつねって、病院を後にしていきました。

 

父と親戚との不仲

その夜、その親戚と食事をし、話をしました。

子どもの頃には気づきませんでしたが、どうやら父の兄弟たちは、父に対して、そして実家に対しても思う所があるようで、過去の恨み言をツラツラと語ってきました。

おそらく、母とは気が合わないということは、すぐに分かりました。

「労災だから、お金取れるよ」

お金の話ばかりに向くのが気になりました。

「面倒なことになりそうだな・・」
と嫌な予感を持ちつつ、親戚は実家をあとにしていきました。

その後、来たメールに

「兄は助かるだろう。」という文言とともに、兄夫婦に対する思うことが、綴られていました。

「この人は頼れないな」

直感で察しました。

 

労災について

労働災害とは、労働者が勤務中、通勤途中に負った「ケガ」
また、労働が起因とする病気や自殺などにも適用されます。

労働者が働けなくなったとき、本人はもとより、家族も大きな影響を受けることになります。本人はもとより、本人を取り巻く周囲の人たちへのケアも含めた制度と言えるでしょう。

労働災害が発生したとき

【労働者の方へ】
労働者が労働災害により負傷した場合などには、休業補償給付などの労災保険給付の請求を労働基準監督署長あて行ってください。なお、休業4日未満の労働災害については、労災保険によってではなく、使用者が労働者に対し、休業補償を行わなければならないことになっています。

【労災保険を請求するには】
労働災害によって負傷した場合などには、労働基準監督署に備え付けてある請求書を提出することにより、労働基準監督署において必要な調査を行い、保険給付が受けられます。

(1) 療養補償給付
療養した医療機関が労災保険指定医療機関の場合には、「療養補償給付たる療養の給付請求書」をその医療機関に提出してください。請求書は医療機関を経由して労働基準監督署長に提出されます。このとき、療養費を支払う必要はありません。
療養した医療機関が労災保険指定医療機関でない場合には、一旦療養費を立て替えて支払ってください。その後「療養補償給付たる療養の費用請求書」を、直接、労働基準監督署長に提出すると、その費用が支払われます。

(2)  休業補償給付
労働災害により休業した場合には、第4日目から休業補償給付が支給されます。「休業補償給付支給請求書」を労働基準監督署長に提出してください。

(3)  その他の保険給付
(1)(2)の他にも障害補償給付、遺族補償給付、葬祭料、傷病補償年金及び介護補償給付などの保険給付があります。
これらの保険給付についてもそれぞれ、労働基準監督署長に請求書などを提出することとなります。

引用:厚生労働省サイト

 

まとめ

元気だった実家の両親の日常が一変しました。
今、元気で過ごしている実家の親たちが、いつ、どのような形で生活がままならなくなるか。特別な出来事ではなく、当たり前のように起こるものなのだということが分かりました。

次は、父が動けなくなったあとの、お墓まいりについてお話します。

あっぱれ

親が元気でいるのはありがたいことだなって気付くよね

自分の子供に迷惑をかけたくないっていうのが親心。だけど、何かあったときに頼るのもやっぱり子供だったりする

 

https://www.appare-senior.com/2019/12/23/chojo/

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