シニアのための「第７０回　ＮＨＫ紅白歌合戦講座」

令和元年、令和になって初めての紅白歌合戦！

楽しみにしているシニア世代の方も多いのではないでしょうか？
しかし、出場歌手リストを見て

と、戸惑っているシニア世代も多いのではないでしょうか？
帰省中のお孫さんと一緒に見るというおじいちゃんおばあちゃんもいらっしゃるかもしれません。

そこで、「ここを抑えて置いたら、少し子どもや孫世代についていけるかも」という、ワインポイントを、ご紹介します。

「知ったかぶり」にならない程度の、マメ知識。
お役に立てれば幸いです

第７０回　ＮＨＫ紅白歌合戦 出場者リスト

今回の出場者リストは以下のようになっています。

前半

後半

シニア向け、ここをチェック！

それでは、私が考える、今年の紅白の、シニア向けの視聴ポイントをお伝えしますね！

ドラマ・映画の主題歌編

今年の紅白では、ドラマや映画の主題歌となったものが歌われます。
若者向けの映画の主題歌もあったりするので、しっかり予習をしておけば、お子さんやお孫さんと一緒に口ずさむことができますね

「夢を歌おう」特別企画　Disney Cinema Medley 2019

＊イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに・・・中元みずき
＊きみはともだち・・・ダイアモンド☆ユカイ
＊ホール・ニュー・ワールド・・・中村倫也＆木下晴香

中村倫也は、朝ドラの「半分、青い」のまあくん役、佐藤健演じる、「律」の友人役で出ていました。俳優から歌手まで、役柄の幅も広いことで定評があります。

Superfly「フレア」

現朝ドラの、「スカーレット」の主題歌です。
今年最終週で、お父さんの常冶がなくなり、涙涙の１週間を過ごした人も多かったのではないでしょうか？朝ドラの余韻にひたりながら、聴いてみましょう

MISIA「アイノカタチメドレー」

ＴＢＳドラマで放送された、「義母と娘のブルース」の主題歌です。
お正月にも特別番組がありますね。
娘のみゆきの子ども役の女の子は、横溝菜帆ちゃんは、「スカーレット」でも、主人公の友達の子供時代を演じました。

RADWIMPS「天気の子　紅白スペシャル」

映画「天気の子」の主題歌です。
もはや、映画主題歌での紅白の目玉ゲスト！という印象です。
テレビでの出演は控えめなので、見どころのひとつといえるでしょう。

レア出演のアーティスト編

普段はメディアに出てこないアーティストが出演するのも、紅白ならではの見ものですね！

竹内まりや　竹内まりや×第７０回紅白「未来へつなぐ命のメッセージ」特別企画いのちの歌

山下達郎さんの奥様でもある竹内まりやさん。
今年は、ミュージックフェアへの出演など、メディア出演で話題となりました。
ＮＨＫでも満を持しての出演。
どんな歌声を聴かせてくれるのか、とても楽しみですね！

松任谷由実「夢をうたおう」　特別企画ノーサイド

昨年の紅白では、中継～の、まさかの会場移動～の、サプライズ出演。
アーティスと大歓喜。aikoも涙涙でおおいに盛り上がりました。
さらん、サザンオールスターズとのお祭り騒ぎのようなフィナーレ。
本当に楽しかったですね。
今年は、ラグビーに沸いた日本に相応しい、名曲の「ノーサイド」が歌われます。
余談ですが、私もたくさんエレクトーンで弾いた曲。楽しみです。

ビートたけし「夢をうたおう」特別企画浅草キッド

いつも、バラエティなどではおなじみのビートたけしですが、今回の紅白では、歌手として出演。
曲目は、名曲、「浅草キッド」です。
ビートたけし独特のハスキーボイスと、古き良き時代の昭和の浅草時代の漫才師の哀愁が心を打つ名曲。
シニア世代涙ものの一曲となることでしょう。

孫についていこう！いまどきアーティスト

次は、「なんて読むんだ？」と、思わず孫に聞いてしまうかも？な、旬のアーティストたちです。今の若いアーティストは、なかなかの実力を持っている人も多いです。
「最近の歌は分からない」と言うその前に、ちょっとした予備知識で、ぐっと近い存在になるかも？

Foorin・・パプリカ-紅白スペシャルバージョン

「ふーりん」と読みます。
昨年、紅白で話題となった、「米津玄師」作詞作曲。
オリンピック・パラリンピックのテーマソングとなっています。
ちびっこたちが歌うため、トップバッター、早い時間での登場です。

King Gnu　白日

「きんぐぬー」と読みます。
フェスなどですでに人気を不動のものにしていましたが、ドラマの主題歌となった、この「白日」で、一般大衆に大ブレイク。
音楽番組などにも多く登場しました。
歌詞は、過去の自分を悔いた内容にも読み取れ、ご自身の人生になぞらえる人もいらっしゃるのでは。
シニア層の琴線にも増える、秀逸なメロディと歌詞をお楽しみください

菅田将暉　まちがいさがし

朝ドラの、「ごちそうさん」「まんぷく」などでの出演でもおなじみ、菅田将暉。
米津玄師の作詞作曲のこの曲は、King Gnu同様、人生の悲哀を帯びた歌詞が若者の心を打つ一曲。
日本語を丁寧につむいでいるので、シニア層にも耳になじむ、しっとりとした１曲と言えるでしょう。

Official 髭男dism　Pretender

「おふぃしゃるひげんだんでぃずむ」と読みます。
とても仲良しなバンド。
「歳を取って、髭を生やすようになっても、仲よくバンドをやりたいね！」という思いからつけられた、バンド名だそうです。

メンバーは、島根大学、高専など、いわゆる「インテリ系男子」知性溢れる歌詞もさることながら、美しいメロディと、華美ではないルックスのメンバーには、きっとシニア層の好感度も高めキープされることでしょう。

定番！演歌歌手

すっかり、出場者数が減ってしまった演歌歌手ですが、定番、キャラ濃い系など、今の時代に残りやすい人が残っている・・・そんな印象ですね。

島津亜矢　糸

歌うま番組でも、すっかりおなじみの島津亜矢。
今回は中島みゆきさんの「糸」です。
島津さんのすごいところは、上手なだけでなく、しっかり歌を自分のものにされること。
今回はどんな「糸」が聴けるのでしょうか？楽しみですね！

天童よしみ　大阪恋時雨

天童よしみさんは、今年発売された新曲で勝負！
定番曲を歌わされることの多い中、新曲が聴けるのは貴重ですね。

演歌というよりは、歌謡曲に近く、youtubeでは約２５万回再生（2019年末時点）という、先頭を走る演歌歌手のひとりといえますね。

山内恵介　唇スカーレット

イケメン系演歌歌手の山内恵介さん。
今回も、女性の心をベタにわしづかみする１曲で登場です。
「スカーレットビーム」なるものが出るそうですよ？
どんな光線なのでしょうか？楽しみですね。

坂本冬実　祝い酒~祝！令和バージョン～

坂本冬実さんの、定番曲「祝い酒」
令和元年ということで、選ばれたのでしょう。
「祝！」ということで、かなり派手な演出になるのではないでしょうか？

丘みどり　紙の鶴

若手演歌歌手で人気の丘みどりさん。
今年新曲で出場です。
なんと、キスマイをバッグダンサーに歌われるのだとか。
ドローンで鶴が舞うそうで、どんな華やかな演出になるのか、楽しみですね。

五木ひろし　VIVA-LA-VIDA! ～生きてるっていいね！～

大御所の五木ひろしさん。
昨年と同じ、この曲で出場です。マツケンサンバを彷彿とさせるノリの良い曲
昨年はDAPUMPとの共演。
今年も、このノリで行けば、何かしらのコラボとなるでしょう。

水森かおり　高遠　さくら路～イリュージョンスペシャル～

小林幸子さんの後継者？ご当地ソングでおなじみの水森かおりさん。
今年も安定の登場です。
今回は信州の歌。日本全国、くまなく歌われているので、その土地その土地の人たちが楽しめていいですね

三山ひろし　望郷山河～第３回　けん玉世界記録への未知～

すっかり「けん玉の人」でおなじみの三山ひろしさん。

「歌に集中できないよ」って思いつつも。ついつい食い入るように見つめながら聞いてしまう。ＮＨＫの作戦勝ち！ですね。
今年も安定のけん玉勝負です。

AI 美空ひばりあれから

今年の目玉企画。美空ひばりさんが、ＡＩとなって復活です。
どんな演出になるのか？
予備知識は不要ですね。
これが成功したら、今後、ＡＩで往年の歌手たちが復活！ということが当たり前のように起こるのかもしれません。

石川さゆり　津軽海峡・冬景色

天城越えと津軽海峡・冬景色を交互に歌っている印象の強い石川さゆりさんですが、今年は、津軽海峡・冬景色です。
声の艶に衰えの無い、とても美しい演歌歌手。
「ウィスキーがお好きでしょ」のような、歌も歌って欲しいなと思いますが、やっぱり定番が歌われると、紅白歌合戦！のムードが盛り上がりますね。

氷川きよし　紅白限界突破スペシャルメドレー

紅白の演歌歌手といえば、やっぱり「キヨシ！」ですね。
今年は様々な話題で、演歌歌手を超えた存在になっていた氷川さん。
限界突破を果たした、その演出と歌声に大注目です。

まとめ

今回は、第７０回　ＮＨＫ紅白歌合戦の、「シニアのみなさん」が楽しめる見方というテーマでお届けいたしました。

昔とはまた違う、紅白歌合戦。
きっと今年ならではの、令和最初の話題をたくさんふりまいてくれることでしょう。