どうする?実家の土地 その1

土地活用

のりたまです。

団塊ジュニア世代に生まれ、弱りながらも健在な両親の老後をサポートしています。

実家に土地があるというジュニア世代も多いのではないでしょうか。
田舎であればあるほど、土地は広大でしかも売れない(笑)

実家の土地を今後どうしたら良いか?についてのコラムです

後継者のいない田舎の土地

田舎育ちの子どもたち。ぎりぎり大学進学までは地元で済んだものの、就職となると県外へ・・という人もいますよね。
特に、転勤族の場合は、一つの場所に留まることができないため、終の棲家も決めることができないというケースも。

その中で、田舎の両親が守っている家を今後どうするか?は、後々降りかかってくる問題です。
私も、2000坪の土地が田舎にあり、跡継ぎのいない長女として土地の今後を考える立場です。

いろいろと土地活用について検討をしました。
結果的に、現時点でのベストな形で落ち着きました。

私の経験が誰かのお役に立てたら幸いです。

 

田舎の土地の問題点

実家の田舎の土地がどうして問題になるのか?
子どもたちの負担となるのか?

まず、その理由を書いていきます。

①交通の便が悪い

先祖代々受け継いだ・・・といっても、バスも電車も便数が少ない。
食材を買うお店が徒歩圏内にない・・・となると、若い時は良いですが年老いた後は非常に不便になります。

安い土地というのは、それなりに理由があり、「便利じゃない土地=価格は安い」という法則は鉄板です。
私の実家も山奥という立地ではありませんが、駅から遠く、バスの便数も少ないため坪単価は非常に安価でした。

②売れない

坪単価の安い土地は、便利の良くない土地…となれば、将来的に資産となる確率は低く、不良債権となる可能性を秘めています。
自然が多くて自給自足!といっても、自給自足にお金がかかる時代ですので、コンパクトシティ政策の中で、暮らす方が負担は少なくすみます。
田舎に住むことでメリットを感じる時代は、体力もあり自由に動き回れる若い世代のみなのです。
よって、高齢化社会を迎えるにあたり、田舎の土地はますます売れなくなっていくか、事業的な要素を含んだ活用のみとなっていきます。

③ご近所づきあいが密すぎる

田舎暮らしのイメージは、自然にあふれてのんびりと…と描いている人も多いかもしれません。
しかし、実際の田舎暮らしは地域の人々との協調性が求められ、最大公約数的な生き方をすることで、初めて「調和」を取ることができる、とても窮屈な世界とも言えます。
私の実家は、かつて、葬儀があった日の夜は地域で宴会(?)を行うような土地でした。
これは、決して異質ではなく、今も、田舎であればあるほど、人との距離感が近くなっています。
ある程度街中で過ごしている、若者程、この田舎特有の地域密着型が苦しくなります。
なぜ過疎が起こるか?それは若者が自由になりたいから!なのですね。

実家の田舎の土地活用

田舎であればあるほど、若者は定住しません。
農業は、事業性が高くなる一方で、家庭菜園程度であれば、田舎にいかなくてもプランター栽培などでじゅうぶんにまかなうことができる時代です。

田舎の田畑は荒れ、売りに出しても二束三文。
子どもたちにとっては、相続で受け取ったとしても大きな負担となります。

しかし、田舎の土地は住宅地に使えないとしても、様々な使い方で活かせる可能性も秘めています。
私の実家も坪単価5万円という激安な土地ですが、月に20万の利益を生み出す貴重な資産となりました。

ぜひ賢く実家の土地を活かして欲しいと思います。

 

これから、実家の相続をどうしていくか。
私の例を記録に残していきます。

同じような立場の方、どうぞご覧くださいね!

 

 

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