おやせわ! https://www.appare-senior.com 団塊ジュニア、本家長女、跡取りなしの映えない終活記録 Mon, 03 Apr 2023 06:20:40 +0000 ja hourly 1 169014092 どうする?実家の土地 その2 https://www.appare-senior.com/2023/04/03/land2/ https://www.appare-senior.com/2023/04/03/land2/#respond Mon, 03 Apr 2023 06:20:40 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=866

どうする?実家の土地 その2 かなり年数が経ちました。 話も状況もどんどん進んでいるので、できるだけ細かく記録に残します。 いわゆる、アフィリエイトサイトとして取り組もうとしていたのですが、SEOもどんどん変わっています ... ]]>

どうする?実家の土地 その2

かなり年数が経ちました。
話も状況もどんどん進んでいるので、できるだけ細かく記録に残します。

いわゆる、アフィリエイトサイトとして取り組もうとしていたのですが、SEOもどんどん変わっていますし、テキストを残すことで活きることもあるかもと。
まずは私のリアルタイム体験談として、読み物としてみていただけると嬉しいです。

プライバシー問題がありますから、その辺はボカしています。
DMをくだされば、お答えできることもありますので、どうぞお気軽にお寄せください^^

田んぼと家の相続

まず、おさらいとして、私が抱えている実家の財産。
田んぼと家です。

田んぼは土地活用で企業に貸し出しています。これが一応30年契約
すべての土地を貸し出しているわけではなく、一部「田」として残っています。
あとは実家の家。田舎なので、かなり広いです。
一見地主に見えますが、まあ田舎なのでたかが知れています。

家の家財道具など

私の母はキレイ好きで物を持たない人。
なので、わりと「実家の片付け問題」はそれほど深刻ではありません。
体が悪いので、掃除面で負担が大きいことがあり、お掃除をプロに頼ることもあります。

ちなみに私はこちらにいつも頼んでいます。

大掃除のユアマイスター

本当にピカピカにしてくれるので、親孝行のつもりで申込んでいますよ^^
来られるは、地元のクリーニング業者さんです。

実家の片づけは主に、私の子ども時代のものなどが多いです。
2階、子ども部屋問題とでも言いましょうか。

マニアックな本もたくさんあるので、まあこれはおいおい売るかと思います。

親がどこに住むか

親の体が悪くなってきたこから、最近は施設も考えるようになりました。
ひとつには「治安が悪くなってきたこと」から。
もう、オレオレ、振込詐欺は古く、強盗などの凶悪化が主流なのだそう。
我が家は目立って現金などは置かれてなく、貴金属もないものの、いったん狙われると身のキケンの問題が。

というわけで、実家のほうはもう誰もあとをつがないことから、いずれはスッキリとリセットする。
もしくは投資用として考える。といった、少し攻めた対策が必要かな?と思う今日この頃です。

今日はここまでです。

]]>
https://www.appare-senior.com/2023/04/03/land2/feed/ 0 866
40代からの終活 年賀状編 https://www.appare-senior.com/2020/11/11/syuhukatsu/ https://www.appare-senior.com/2020/11/11/syuhukatsu/#respond Wed, 11 Nov 2020 11:09:09 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=845

のりたまです。 筆者は、40代後半に入り、緩く終活を始めています。 年末が近づくにつれ、気持ちが焦り始めるのが「今年の年賀状、どうする?」問題。 最近は、LINE等のSNSが主流になってきたこともあり、年賀状を終わりにす ... ]]>

のりたまです。
筆者は、40代後半に入り、緩く終活を始めています。
年末が近づくにつれ、気持ちが焦り始めるのが「今年の年賀状、どうする?」問題。

最近は、LINE等のSNSが主流になってきたこともあり、年賀状を終わりにする。
つまり「年賀状納め」をする人も多くなりました。

新しい年末年始の挨拶スタイルととして、年賀状の衰退は今後も加速していくものと思われます。

一方で、年賀状が持つ温かさを重視する人も多く、心のこもった年賀状がお正月のひとときをそっと温めてくれる…という場面も。

筆者は昨年、いつも書いていた年賀状が書けませんでした。
しかし、それが結果的に「終活」の一環となり、年末仕事の削減へと繋がりました。

現在、「年賀状終了宣言」はしておりませんが、枚数を削減したことにより、負荷が軽くなりました。私が行った年賀状スリム化体験が、誰かのお役に立てればいいなと思います。

のりたまと年賀状
  • のりたまの年賀状状況(スリム化前)プライベート約50枚(内訳:学生時代の友人、幼なじみ、ママ友、会社勤務時代に仲良くなった人、親戚)
  • 終活スタイルは、今を大切にするが、思い出は今を楽しむアイテムだと思っているので、過度な断捨離はしない主義

 

 

年末に仕上げる年賀状を選別する

毎年、年賀状は家族分で120枚程度ありました。
夫の仕事関係も私はが作成していたので、1日仕事です。

年末の体調不良により、

「私分の年賀状を書かない」

という対応をとりました。

  • 夫分
  • 子どもたち分
  • 親戚分

は、従来どおり製作。子どもたちも高校生の娘は自分で作るので、小学生の息子分のみ作成。

仕事・親戚はほぼテンプレートのままにしました。

 

お正月に来た年賀状をまとめる

年賀状は、いつものように毎年出してくれる人、送ったり送らなかったりと、気まぐれなやりとりになっている人などが、可視化されます。

私あてに届いた年賀状の中には、大切な人も入っていましたが、あえてすぐに返事を書かず、ひたすら「誰から来たか」をチェック。

平行して、他の家族の年賀状に関しては、従来どおりのやりとりを心がけました。(出していない人に返事を出す)

お正月の5日までに来なかった方については、来年からは失礼させていただくというルールを作りました。(喪中除く)

 

年賀新聞を作成する

お正月5日を過ぎたら、私の年賀状作成です。といっても、ある程度テンプレートは作っていたので、あとは宛名を書くだけ。

年賀状カードには以下の内容を盛り込みました。

昨年にかけなかった理由

私の場合は、「インフルエンザになってしまったので、書けなかった」旨を記載しました。併せて、相手への体調も気遣う文面も入れました。

SNS連絡先

学生時代の友達や、昔の仕事関連で仲良くなった人などは、意外とSNSの連絡先が分からないことがあります。特に年賀状だけの付き合いになると、わざわざLINEの交換などもしないです。
というわけで、私のLINEとFACEBOOKのアカウントをQRコードで載せました

私自身の近況

子どもたちが大きくなると、赤ちゃんの顔がドーン、家族写真ドーン…といった年賀状が少なくなります。

私を中心にした出来事をまとめたものを載せました。

 

年賀新聞に変えて得た、新しいコミュニティ

この年賀状カードに変更し、すぐにいつもと違った反応がありました。
まず、新しいLINE登録がありました。とてもとても古い友達です。

疎遠になりかけていたものが、形をあらたによみがえり、その時代を共有するグループになりました。

このグループは懐かしい話で盛り上がったり、お互いの健康を祈ったりまと、ママ友とは違うほのぼのさがあります。

幼少期友達、高校生友達と2つのグループができあがりました。

 

年賀状納め、年賀状の断捨離をするまに考えること

今は世の中の人の繋がりが希薄になり、アナログよりもネットの方が本音で話せている…という人も少なくありません。

あたりまえですが、昔の縁は、これから作ることはできないのです。

ということは、せっかくの縁を断捨離してしまう前に、もうひとつ、別の形で関係がつなげられないか?を考えてみるのも優しい選択です。

40代後半になると、体調の変化も生じ、それこそ鬼籍に入る人も徐々に増えてきます。
年賀状じまいをするめに、ワンクッション、引き続き繋がるようなコミュニケーションの形を考えてみる。

そのひとつが「自分の近況を中心に書いた、年賀新聞のような年賀状」

それでも、お役目を果たしてた縁もあります。
バッサリと終わらせるより、一人一人に感謝の気持ちをこめて、ゆっくりと年賀状じまいをする。

それは、自分への優しさにも繋がると考えます。

 

 

]]>
https://www.appare-senior.com/2020/11/11/syuhukatsu/feed/ 0 845
どうする?実家の土地 その1 https://www.appare-senior.com/2020/10/06/land/ https://www.appare-senior.com/2020/10/06/land/#respond Tue, 06 Oct 2020 11:59:41 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=849

のりたまです。 団塊ジュニア世代に生まれ、弱りながらも健在な両親の老後をサポートしています。 実家に土地があるというジュニア世代も多いのではないでしょうか。 田舎であればあるほど、土地は広大でしかも売れない(笑) 実家の ... ]]>

のりたまです。

団塊ジュニア世代に生まれ、弱りながらも健在な両親の老後をサポートしています。

実家に土地があるというジュニア世代も多いのではないでしょうか。
田舎であればあるほど、土地は広大でしかも売れない(笑)

実家の土地を今後どうしたら良いか?についてのコラムです

後継者のいない田舎の土地

田舎育ちの子どもたち。ぎりぎり大学進学までは地元で済んだものの、就職となると県外へ・・という人もいますよね。
特に、転勤族の場合は、一つの場所に留まることができないため、終の棲家も決めることができないというケースも。

その中で、田舎の両親が守っている家を今後どうするか?は、後々降りかかってくる問題です。
私も、2000坪の土地が田舎にあり、跡継ぎのいない長女として土地の今後を考える立場です。

いろいろと土地活用について検討をしました。
結果的に、現時点でのベストな形で落ち着きました。

私の経験が誰かのお役に立てたら幸いです。

 

田舎の土地の問題点

実家の田舎の土地がどうして問題になるのか?
子どもたちの負担となるのか?

まず、その理由を書いていきます。

①交通の便が悪い

先祖代々受け継いだ・・・といっても、バスも電車も便数が少ない。
食材を買うお店が徒歩圏内にない・・・となると、若い時は良いですが年老いた後は非常に不便になります。

安い土地というのは、それなりに理由があり、「便利じゃない土地=価格は安い」という法則は鉄板です。
私の実家も山奥という立地ではありませんが、駅から遠く、バスの便数も少ないため坪単価は非常に安価でした。

②売れない

坪単価の安い土地は、便利の良くない土地…となれば、将来的に資産となる確率は低く、不良債権となる可能性を秘めています。
自然が多くて自給自足!といっても、自給自足にお金がかかる時代ですので、コンパクトシティ政策の中で、暮らす方が負担は少なくすみます。
田舎に住むことでメリットを感じる時代は、体力もあり自由に動き回れる若い世代のみなのです。
よって、高齢化社会を迎えるにあたり、田舎の土地はますます売れなくなっていくか、事業的な要素を含んだ活用のみとなっていきます。

③ご近所づきあいが密すぎる

田舎暮らしのイメージは、自然にあふれてのんびりと…と描いている人も多いかもしれません。
しかし、実際の田舎暮らしは地域の人々との協調性が求められ、最大公約数的な生き方をすることで、初めて「調和」を取ることができる、とても窮屈な世界とも言えます。
私の実家は、かつて、葬儀があった日の夜は地域で宴会(?)を行うような土地でした。
これは、決して異質ではなく、今も、田舎であればあるほど、人との距離感が近くなっています。
ある程度街中で過ごしている、若者程、この田舎特有の地域密着型が苦しくなります。
なぜ過疎が起こるか?それは若者が自由になりたいから!なのですね。

実家の田舎の土地活用

田舎であればあるほど、若者は定住しません。
農業は、事業性が高くなる一方で、家庭菜園程度であれば、田舎にいかなくてもプランター栽培などでじゅうぶんにまかなうことができる時代です。

田舎の田畑は荒れ、売りに出しても二束三文。
子どもたちにとっては、相続で受け取ったとしても大きな負担となります。

しかし、田舎の土地は住宅地に使えないとしても、様々な使い方で活かせる可能性も秘めています。
私の実家も坪単価5万円という激安な土地ですが、月に20万の利益を生み出す貴重な資産となりました。

ぜひ賢く実家の土地を活かして欲しいと思います。

 

これから、実家の相続をどうしていくか。
私の例を記録に残していきます。

同じような立場の方、どうぞご覧くださいね!

 

 

]]>
https://www.appare-senior.com/2020/10/06/land/feed/ 0 849
無料?コクヨ?40代から始める終活は、エンディングノートの準備から。 https://www.appare-senior.com/2020/03/05/ending/ https://www.appare-senior.com/2020/03/05/ending/#respond Thu, 05 Mar 2020 05:14:55 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=814

40代も半ばを過ぎ、徐々に「第一の終活」について考えることが多くなりました。 まだ、私の場合は私と主人の両親が健在ですので、人生の幕はまだまだ下せないといったところですが、健康は若いからといって保てるものとは限りません。 ... ]]>

40代も半ばを過ぎ、徐々に「第一の終活」について考えることが多くなりました。

のりたま

体調を崩していたり、子育てにゴールが見え始めたり、人生のターニングポイントを意識するのも、この時期です

まだ、私の場合は私と主人の両親が健在ですので、人生の幕はまだまだ下せないといったところですが、健康は若いからといって保てるものとは限りません。
特に、私はフリーランスですので、様々な観点から、「何があっても人に迷惑をかけない」という準備が求められます。

のりたま

私の仕事ですら把握していない身内たち

私は思い出も物も大切したいタイプで、その分どうしても雑然としがち。
だけど、物があるからこそ得られる、人とのつながりや幸せを信じています。

上手に整理して、残しながら、未来をより不安なく過ごしたい。そのために、終活を始めることにしました。

エンディングノートの準備

まず、終活に備え、現状を把握するための準備をすることにしました。

そのために、エンディングノートを一冊準備することにしました。

エンディングノートとは
主に、高齢者が遺言と一緒に残すもので、自身の資産、思い出、保険、理想とする葬儀の仕方、家族への感謝の気持ちなどを書き綴ったノート

無料で手に入れるエンディングノート

エンディングノート

税理士事務所の方からいただいたのが、こちらのエンディングノートです。

主な項目として

  • 自分史
  • 家系図
  • 住所録
  • メッセージ
  • 家紋
  • 葬儀のこと

など、「人生の終わり」を意識して、記入するようになっています。

中には、相続税の豆知識や、マンガなどもはさみ、高齢者に優しい内容となっていました。

 

入手方法
お住まいの地域の、終活を扱う会社、税理士事務所、法律事務所、司法書士事務所、会計事務所など、「遺言」や「相続」などを扱うところで、無料で配布されていることがあります。検索で「〇〇市(お住まいの地域+エンディングノート+無料」などで調べてみてください

 

40代が作成するエンディングノートの問題点

さて、私もこのエンディングノートに記入していこうと思ったのですが、高齢者向けに作られているため、40代の私にはまだ関係のない項目もありました。

まず、「相続」に関しては、親が双方ともに健在ですし、現実的ではありません。

また、私の場合は、本家の長女ですので、実家が扱っている土地の家賃収入などをそのうち引き継ぐことになるとは言え、まだ自分自身の資産は、預貯金のほかには自分名義の自動車ぐらいしかありません。

「自分の財産を守る」というよりは、自分自身の「持ち物を他人のために可視化しておく」ことがメインになりますので、世間で言われている「エンディングノート」は、40代のニーズに合っていないともいえます。

のりたま

お葬式のこととか、具体的に考えるのもまだ気が進みませんよね。

コクヨのエンディングノートは、40代だからこそ使用したいノート

そんな中、見つけたのが、コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101 です。

 

このエンディングノートは

  • 銀行口座について
  • 保険について
  • クレジットカード・電子マネーについて
  • 口座自動引き落としについて
  • 重要な連絡先について(家族・親族一覧)
  • ペットについて
  • 医療・介護について
  • 葬儀・お墓について
  • 相続について
  • 自分の基本情報
  • 有価証券・その他資産について
  • 不動産について
  • 携帯・パソコンについて
  • 借入金・ローンについて
  • 年金について

など、きめ細やかな「自分の所有物」の見直しができる内容とになっています。

別のいい方をすれば

「自分自身を見直すきっかけ」

「これからの自分を前向きに身軽に歩いていくきっかけ」

となる、ノートになるかもしれません。

紙も、コクヨのノートと同じものが使われているそうで、品質もよさそうですし、アマゾンのレビューも悪くありません。

 

>>レビュー確認
コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101

のりたま

パソコンのアカウント情報なども記入できるみたい。ここ重要

 

まとめ:40代のエンディングノートはコクヨで決まり

結論として、コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101 一択でした。

 

コクヨエンディングノート

40代からのエンディングノートは長きに渡って使用するので、ビニールカバーが付いているのはうれしいです。

 

ページを開けます。

残された人が見ても、なんのノートかがわかりすいですね。

 

必要な項目が充実しています。

のりたま

自分自身の備忘録になりそう

少しずつ埋めていきたいと思います。

40代こそゆとりをもって行いたい、終活、パート1。

あっぱりすとでも、書き方などを伝えていきますね!

のりたま

皆さんも、ノートを準備して、お待ちくださいね~^^

コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101

 

 

]]>
https://www.appare-senior.com/2020/03/05/ending/feed/ 0 814
高齢者の父親を連れて、防府天満宮へ行った話。 https://www.appare-senior.com/2020/02/29/hohutenmanguu/ https://www.appare-senior.com/2020/02/29/hohutenmanguu/#respond Sat, 29 Feb 2020 10:18:27 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=786

前期高齢者の父親が誕生日を迎えるので、お祝いを兼ねて、ドライブに連れていきました。 高齢の方、身体障害者の方など、体にハンデがある人向けに、ご紹介します。 高齢の方や、身体障害者の方は、防府天満宮の「梅林駐車場」を利用す ... ]]>

前期高齢者の父親が誕生日を迎えるので、お祝いを兼ねて、ドライブに連れていきました。

のりたま

足が悪いのでのんびりのんびり行きました

高齢の方、身体障害者の方など、体にハンデがある人向けに、ご紹介します。

高齢の方や、身体障害者の方は、防府天満宮の「梅林駐車場」を利用する

防府天満宮の王道のルートは、正面の階段を上って正面から入る方法です。

天満宮01

階段を上がりきったところ。階段は約60段あるのですが、両端に手すりがあるとはいえ、若者でもハードです。

ですので、少し道は狭く離合に不安があるかもしれませんが、梅林駐車場にとめましょう。

防府天満宮アクセス

初詣の三が日、裸坊祭り(ご神幸祭)時は、駐車も難しくなります。
人もごった返しますので、混む時期は避け、のんびりとお参りするのが良いです。

のりたま

昔は両親と初詣やお祭りにいくのが恒例行事でしたが、さすがにもう親を連れてお祭りにいく勇気はありません

 

 

梅まつり時の防府天満宮はとてもきれいです

 

この日は梅まつりが行われていました。

大きな行事は終わったあとでしたので、人気もそんなになく、のんびりと見ることができました。

道を選べば、段差こそありませんが、足元は良い方とは言えません。

梅園の奥にいくと、階段があり、これを利用すると境内の方へいけるのですが、やや急な階段となっていますので、足の悪い方は、ツエがあると安心です。
あえて、Uターンをして、なだらかに坂をお降りて、境内の東門を目指す方が良いでしょう。

 

防府天満宮の人形感謝祭では雛人形やぬいぐるみを供養してくれます

 

ちょうど、人形感謝祭が行われていました。
多くの雛人形やぬいぐるみが持ち込まれていました。

のりたま

UFOキャッチャーのぬいぐるみもありましたよ

お祓いした後のぬいぐるいみや雛人形は、里親を探しています。
新しい家族のもとでかわいがられるとよいですね。

 

防府の街並みを一望するなら、春風楼

春風楼は、高齢者や身障者にはやや難所なのですが、防府の街並みを一望するなら、ぜひ上がってみてください。

石段ですが、真ん中に手すりがあります。

登録有形文化財ということもあり、歴史を感じる建物。
柱も一本の木ではなく、つぎはぎで作られています。

床も老朽化しつつあるものの、趣がありますので、ぜひ。

パノラマで撮影してみました。

春風楼

 

防府天満宮にお参りしたあとは、うめてらすでお土産選び

他県の方が防府天満宮のお参りされるときは、ぜひお土産もチェックしてみましょう。

階段から上がられた方は、上がるとき左手に「まちの駅、うめてらす」をご覧になったかと思います。

駐車場で来られた方は、うめてらすにも駐車場がありますので、ぜひ寄ってみられてくださいね。

うめてらす

おすすめの防府土産
  • 幸せますグッズ
  • 梅の食品
  • 天神餅
  • 桑田醤油コラボ

幸せますグッズ

「幸せます」は、山口の方言と言われていますが、実際は、防府市の方言です。
「~ですと、幸いです」を「幸せます」と言い換えることで、とてもやさしい印象になるのですね。

防府市は「幸せますブランド」に力をいれています。

https://twitter.com/pqToshlove_yuki/status/1230844836355305472

マスキングテープは、今、一押しみたいですね!

 

梅の食品

防府天満宮は、学問の神様、菅原道真公が祀られています。
道真公は「梅」をとても愛していましたので、関連して梅のお土産も多くあるのですね。

  • 防府天満宮内のお土産屋さん
  • うめてらす
  • 天満屋

で、様々な梅のお土産を見つけてくださいね。

 

天神餅

防府天満宮名物のお餅です。

素朴な味わいなのですが、長年愛されているお餅。
受験生が近くにいらっしゃる方は喜ばれるでしょうね。

 

その他のお土産

舞姫しょうゆ

https://twitter.com/sugidaru/status/1156749091541377024

 

天満屋は、昭和の香り漂うお土産やさん。

昭和のころは、この建物の右側にもお店があって、大きなバナナのたたき売りがあったんですよ。

天満屋さんは。存在自体がお土産です!?

酒垂岩おこしが、天満屋の名物になります。

 

高齢者は杖は必ず持ちましょう

車いすは防府天満宮はあまり適していないかもしれません。

境内に入るのも敷居がありますし、中は砂利です。

お参りは誰かに託し、うめてらすや天満屋さんでのんびり過ごすのも良いですね。

梅がキレイな季節は、車いすで眺めに行ってもよいかもしれません。

 

 

のりたま

幼かった私を引っ張っていた父をもう引っ張る側になりました。

工夫して行けば楽しめます。

余生を楽しく過ごしてもらえるよう、親孝行を頑張ります。

 

 

 

]]>
https://www.appare-senior.com/2020/02/29/hohutenmanguu/feed/ 0 786
【見積り、見守り】高齢者の両親の安全対策で、セコムのホームセキュリティを導入した話。 https://www.appare-senior.com/2020/02/18/secom/ https://www.appare-senior.com/2020/02/18/secom/#respond Tue, 18 Feb 2020 04:36:57 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=763

実家にセコムを導入しました。 きっかけから資料請求、見積もりから成約、そして現状をレポートします。 セコム導入のきっかけは、身内の金銭トラブルから 本家の長男である実家の父には、兄弟が何人かおり、大人の事情で疎遠になって ... ]]>

実家にセコムを導入しました。

きっかけから資料請求、見積もりから成約、そして現状をレポートします。

のりたま

結論から言って、セコムを導入して大正解でした。実家の親の安全が気になっている人は、検討の余地ありです

セコム導入のきっかけは、身内の金銭トラブルから

てがみ

のりたま

お恥ずかしい話ですが、きっかけは身内の金銭トラブルでした

本家の長男である実家の父には、兄弟が何人かおり、大人の事情で疎遠になっていました。
私も長らく会っていない方々です。

その兄弟のうち一人から、一通の手紙が届きました。

「お金を送れ」

のりたま

数年ぶりのコンタクトがこれ

手紙をよく読むと

「実家の土地を売って、自分に●●●万円振り込め」

という内容でした。

実家は田舎なのでそこそこ土地は広いのですが、都会と違って価値があるものではありません。

のりたま

都会にこのくらいの広さの土地があれば・・・と思うほどです(笑)

親戚の真意はわかりませんが、返事を出さずにいたところ、同様の内容で3度ほど手紙が届きました。

ついに3通目の手紙には

「直接家に行く。払うまで帰らない。子どもたちも大変なことになる」

と、明らかに穏やかでないものでした。

のりたま

ここに文母が、写メで送ってくれたのですが、もし親戚が来て大ごとになってしまったら・・・と、気が休まらない日々が続きました。

ちなみに、

  • 警察では身内のトラブルには関与しないこと。(もし、大きなトラブルになったら電話をしてとのこと)
  • 弁護士さんからは、「法律的には土地の契約に関しては問題なし(つまり兄弟に払う必要はなし)

ということでした。

「何かあって」からでは、遅いのですが、結果的には

「自分たちの身は自分で守る」

という、現実的かつ根本的な解決にいたらない対応をするしかないようでした。
土地をもっている、ささやかながら、土地で資産運用をしている実家ですので、はたからみれば「地主さん」です。

イメージ的にも狙われやすいかも・・ということで、実家の両親の安全対策を思案することになりました。

遠方にいる高齢者を守るホームセキュリティ

私が思いついたのが

「ホームセキュリティの導入」

でした。
偶然、敷地内の侵入者に悩んでいた友人が、ホームセキュリティを導入したという話を聞いたところでした。

のりたま

何かあったら、私より先にかけつけてくれるはず

取り急ぎ、資料請求をすることにしました。

私の実家は田舎なので、

  • アルソック
  • セコム・ホームセキュリティ

当時は、この2つの選択肢しかありませんでした。

4年くらい前の話でもあるので、今はまた新しい選択肢が増えているかもしれません。

>>大手警備会社の資料をまとめてお取り寄せ

アルソック?セコム?ホームセキュリティの比較基準とは

みまもり

早速、アルソックとセコムから、資料が届きました。

両社ともに大手ですので、サービス内容に問題はありません。そして、金額的にも大きな差はありません。

では比較検討の決め手は何か??

警備会社から家まで、どれだけ近いか。どれだけ早く来てくれるか。

この一点となりました。

アルソックより、セコムの方が実家から近く、何かあったときには5分程度で到着できるとのことでした。

のりたま

迷ったら、家からどれだけ近いか。つまり、リスクにさらされる時間がどれだ短縮できるかを基準に考えるとよいです

 

セコムのホームセキュリティの見積もり

 

セコムとの契約を検討し、見積もりを出してもらうことにしました。

見積もり

まず、建物の広さ、間取り、窓の数など「設備を取り付ける箇所」の確認をします。

当然のことながら、窓が多ければ多いほど、金額が上がることになります。

のりたま

出入りできるところに、すべて取り付けます

田舎の家は広めが多く、また、昭和家屋は南側は窓だらけという家も多いです。
その典型的な家屋でしたので、最初のとりつけとしては、費用が掛かった方かもしれません

 

見積もりポイント
  • 建物の面積
  • 窓の数

実家の場合、月額、6000円の契約となりました。

セコムのホームセキュリティの内容

契約を結び、玄関などに、セコムのステッカーが貼られました。

のりたま

これだけでかなりの防犯力です

 

多分、何かあったらここが光るのだと思います。
道路から見ると目立ちます。
幸い、まだ光っているところを見たことはありません。

インターホンが鳴れば、ここに表示されます。

来客者は、顔を認識しないと、インターホンを押しても音がなりません。

不在にするときはこのスイッチで切り替えます。

セコムのホームセキュリティでの見守りのメリット

 

セコムのホームセキュリティにして良かったなと思うことは以下です。

迅速な安否確認

不審者が来れば、すぐに反応し、まず電話がなります。
電話対応ができなかった場合、かけつけてくれるそうです。

廊下にセンサーがあり、ここにしばらく人を感知しない場合も、セコムから連絡が入るそうです。

来客者の選別

インターフォンで来客者が確認できるのは、市販のインターホンでも普通にある機能ですが、セコムの場合は、顔をカメラにむけてインターホンを押さないと、音が鳴らないようになっています。

つまり、

「誰が来たか」

をしっかり確認、保存して、対応することになります。

遠くに住んでいる子供たちの安心感

実家の両親がどう過ごしているか。強盗に合わないか。
その他、リスクにさらされないか。

即座にかけつけることもできない子供たちにとって、セキュリティのプロは心強い存在です。

のりたま

例の親戚に対して、内容証明などで対応したこと、そして、セコムのセキュリティがあるので、家には簡単に入れませんと伝えたことで、パッタリと手紙はなくなりました。

 

 

セコムのホームセキュリティのデメリット

セコムのホームセキュリティには、もちろんデメリットがあります

セキュリティが細かい

外出をするとき、1か所でも窓が開いていたら、セキュリティモードになりません。

ですので、

「外出中に小さい窓をあけて喚起しておこう」

ということができないのです。
徹底しています。

異常の判断が速い

両親は足が悪いのですが、外出しドアを開け、家の中に上がるまでに少し時間がかかります。

セコムはドアを開けたあと、ホームセキュリティの解除をしなくてはなりません。

一転時間がかかると

「異常察知」ということで、ブザーがなり、連絡も入ってきます。

のりたま

このパターンで何度も電話をいただきました

いずれも、

「すぐれたセキュリティ」

が故のことですので、デメリットにはなっていないかもですね。

 

セコムのホームセキュリティの月額費用

 

設置から4年以上が経ち、高齢者の防犯対策として欠かせない存在になりました。

月額の費用は

約6000円

これを高いとみるか、安いとみるかですが、私は決して高くはないと思っています。

6000円で実家の安全対策ができる。
もちろん、これだけで万全というわけではありませんが、朝から夜まで見守ってくれますので、今後も継続して使用する予定です。

セコムのホームセキュリティのまとめ

実家にホームセキュリティを導入して、本当に良かったです。

よかったことまとめ
  • しっかり守ってくれる(時に、守りすぎるほど)
  • 抑止力になる
  • 防犯意識が高まる

 

ホームセキュリティを考えている方の参考になれば幸いです。

セコムのホームセキュリティは、その家に合わせたプランが作成されます。

地域柄、私は選ぶ余地がありませんでしたが、今は多くの会社がホームセキュリティのサービスをしています。

「他にどんなセキュリティ会社があるの?」

 

という方は、大手警備会社のサービス・料金を徹底比較!がおすすめです。

のりたま

内容、予算などの比較検討は必須ですね



]]>
https://www.appare-senior.com/2020/02/18/secom/feed/ 0 763
高齢者の防犯に。シニア向けホームセキュリティの比較体験。 https://www.appare-senior.com/2020/01/29/home/ https://www.appare-senior.com/2020/01/29/home/#respond Wed, 29 Jan 2020 07:54:53 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=718

高齢者を狙った犯罪が増えています。 最近では、「アポ電」といった、役所や銀行などの人間を名乗り、高齢者の自宅に電話をし、資産状況などを確認した後、詐欺や強盗を働くといった事件も多発しています。 しかも手口はさらに悪質、巧 ... ]]>

高齢者を狙った犯罪が増えています。

最近では、「アポ電」といった、役所や銀行などの人間を名乗り、高齢者の自宅に電話をし、資産状況などを確認した後、詐欺や強盗を働くといった事件も多発しています。
しかも手口はさらに悪質、巧妙化。

あっぱれ

子供たちが遠くにいて、普段は親の事を気にかけていない、そんな最近の事情もあるよね

あまこ

そういえば、最近、息子と話してないわ
便りのないのは元気な証拠とも言うしのう

あまたろう

私の両親も2人暮らし。比較的近所同士のやりとりはされている方とはいえ、田舎ということもあり、土地持ちで「一見、金目のものがある」ように見える家です。
(実態とは違いますが)

田舎特有のお人よしさも気になるところでした。
不意の歓迎しない訪問者が来た場合の対策が、いつも気にっているところでした。

というわけで、実家にホームセキュリティをつけた際に行ったことをお伝えしていきます。

ホームセキュリティの比較検討

防犯カメラ

ホームセキュリティの会社は何社もあり、最近ではセキュリティ方法も多種多様です。

初めての検討ということもあり、まず、実家の状況と、「求めるセキュリティ」という内容を書きだしてみました。

実家と周辺の状況

  • 郊外の一軒家。農家も多く、セキュリティ意識の低い家が多い。
  • 田畑をつぶして売りに出したり、土地活用したりして、外部の人間の出入りも増えてきた
  • 一定数、空き巣などの被害はあるところ
  • 過疎化傾向の強いところで、若年層が少ない

 

求めるセキュリティ

  • 不審者にすぐに対応してくれる
  • 火災などの災害にも対応してくれる
  • 普段の見守りも兼ねている

あっぱれ

つまり、「子どもがわり」になってくれる、そんな内容だね

 

ホームセキュリティの比較検討をするために行ったこと

警察官

まずは、どんな会社がどんなサービスをしているかを知る為に、資料請求を行いました。

私が請求したのは

  • セコム
  • ALSOK

の二社です。

直接、ネットで申し込みをしました。この二社になったのは、単に田舎で選択の余地が無かった・・ということもあります。

設置して、数年がたち今はセキュリティサービスの会社も増えてきました。
そして、金額もサービスに応じて、選べるようです。

 

一件一件、調べるのは大変だわ

はるこ

あっぱれ

まとめて取り寄せができて、気兼ねなく、のんびり比較検討できるサービスもあるから利用してみたらいいよ

 

\試してみてね/

>>>セコム・アルソックの資料をまとめてお取り寄せ

ホームセキュリティの比較検討の際に注意すること

警備員

私の実家は二社択一でしたが、今、いろんな会社をみてみると、下記のような種類がありました。

  1. 最低限のサービスで、金額を安く抑えたサービス
  2. まるで警備員がいるかのように、フルで守ってくれるサービス
  3. ネット環境を利用し、遠くにいる家族がチェックできるサービス

などなどです。

今はまだ元気だから、非常ベルみたいなものがあれば十分じゃのう

あまたろう

私は、子どもたちにも見守ってくれたら安心だわ

あまこ

あっぱれ

外出が多いシニアの場合、本人に家の異常を知らせてくれるサービスを求める人も多いよ

そのご家庭によって、「求めるセキュリティ」が、変わります。

我が家の場合は、両親の体が悪い事もあり、手厚い内容が希望でした。

それぞれ、会社の方からの説明を受けることができました。

ホームセキュリティはセコム
とアルソックの2社でしたが、どちらも甲乙つけがたく、とても迷いました。

決めた経緯はまた別の記事で詳しくお伝えします。

高齢者のホームセキュリティで遠くにいる子どもたちが考えること

電話

どんなセキュリティシステムを導入するかは、親と子が一緒に考えましょう。
いざ、何か起こったときに、子どもに連絡が行くシステムにもなっているため、子どももサービス内容を把握しましょう。

私も、決める時は親と一緒に決めました。

月々の金額を安くするがために、安全対策が手薄になってしまったら、意味がありませんし、逆に過剰なサービスは月々の無駄な出費になってしまします。

あっぱれ

サービスと価格のバランスを各家庭で話し合ってみるといいよね

 

まとめ

ホームセキュリティを導入して分かったこと、それは、

「安心をお金で買うのはありだ」

ということです。

まずは、どんなサービスがあり、どんな「守りかた」をしてくれるか、しっかり比較検討をしましょう!

 

 \試してみてね/ 

>>>セコム・アルソックの資料をまとめてお取り寄せ

 



]]>
https://www.appare-senior.com/2020/01/29/home/feed/ 0 718
長女はつらいよ~墓じまい体験談 最終回 お墓まいりの現状 https://www.appare-senior.com/2020/01/22/chojo/ https://www.appare-senior.com/2020/01/22/chojo/#respond Wed, 22 Jan 2020 08:03:13 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=595

長女はつらいよ~墓じまい編~もいよいよ最終回 父のケガがきっかけとなり、山のてっぺんにあったお墓を屋内の納骨堂へと墓じまいをしました。 あれから約10年近く経とうとしています。   今のお墓まいりのことや、墓じ ... ]]>

長女はつらいよ~墓じまい編~もいよいよ最終回

父のケガがきっかけとなり、山のてっぺんにあったお墓を屋内の納骨堂へと墓じまいをしました。
あれから約10年近く経とうとしています。

 

今のお墓まいりのことや、墓じまいを体験した感想を綴っていきます。

墓じまいで増えたこと、減ったこと

 

のん

父の入院は7か月を要し、帰宅した後もしばらくは歩行すらままなりませんでした

母が杖をついて納骨堂に行くことが多かったのですが、場所は平地のお寺。
さらに駐車場から納骨堂までやや歩くものの、足場の悪い所はなく、杖をつけば容易にたどり着く場所にあります。

ホームエレベーターがついており、シニア向けのバリアフリー設計。

年老いてもすぐに愛する人に会いにいけます。

父もやがてリハビリの成果で歩けるようになり、現在は二人でお墓まいりをしています。

お墓まいりの回数

これは確実に増えました。
母は山のお墓には行っていなかったので、お盆とお彼岸、そして暮れには必ずお参りしています。父も一緒に杖をついています。

前の様に気合いを入れていく必要がなくなりました。

お墓の清掃

減りました。というより無くなりました。

納骨堂はいつもきれいに整備されています。

いうなれば、お墓のマンションですので、管理が行き届いているのでしょう。
掃除の負荷もありませんし、安心して任せられるという点がとても良いです。

お寺の行事

お寺の行事は増えました。

浄土真宗ならではの、報恩講などの行事があります。

檀家さんで食事を作ったりということもあるようですが、母は足の状態が良くないので、最低限の参加。それでもかまわない雰囲気が、とても気楽なようです。

支出

墓じまい前と後。

出費自体はあまり変わりません。

ご住職に年に2回ほど、家の仏壇でお経をあげていただくのですが、その時にお布施を渡しています。

納骨堂自体の出費は定額ですが、「お寺さんとのおつきあい」という点では、一般的な仏教の額だと思います。

墓じまいで失敗したこと、後悔したこと

墓じまいで失敗したこと、後悔したことはありません。

しかし以下の点はちゃんとしておいた方が、後々のトラブルを避ける点でもおすすめします。

親戚との話し合いをしなかった

今回、墓の移転をしたことで、親戚とは少なからず軋轢が生まれました。

いくら普段お墓などの世話をしていなくても、たとえ疎遠になっていても、ひとこと事前に伝えておくことで、よりスムーズに進められたのではと感じています。

墓じまいの予算立てをしていなかった

墓じまいに関する出費は高額です。

軽く扱えない事柄なだけに、思いがけない出費となりました。

今回は100万円を超えましたので、予定のある方はあらかじめ、墓じまい積立を行う、早めに予算立てをしておくことで、心の準備ができます。

 

墓じまいをして良かったこと

後悔したことなどを差し引いても、結論として、墓じまいをして良かったです。

ポイントとして以下の点です

ご先祖様が無縁仏にならずに済んだ。

私も生きている限り、本家長女としての役目を果たすつもりですが、人はいつどんな人生が待ち受けているか分からない。

両親のあと、私が定期的にお参りしていたとしても、子どもたちがずっと見ていてくれるとは限らない。

だからこそ、安心できるお寺にお願いする。

これだけで心がとても軽くなりました。

体の悪い人でもお参りできるようになった

母は長年お墓まいりができませんでした。

父もケガをした以上、もう山登りを兼ねたお墓まいりはできません。

しかし今の所はバリアフリーです。

のん

いつでも会いに行けるのがいいです

 

これから墓じまいをする人へアドバイス

両親、または子の代でこれから「墓じまい」を検討する人は増えてきます。

特に、NHKでのあさイチ、クローズアップ現代で、40代のお墓事情が特集で組まれるなど、「未来のシニア」にとって、お墓問題は現実的なものです。

  • 墓じまいや、永代供養などの知識を得る
  • 宗派が変わる場合、何がどう変わるのかをしっかり勉強する
  • 地元の永代供養をしてくれるお寺、納骨堂を調べる
  • ネットを活用しつつ、自分の目で考え、感じる
  • 自分自身がどのように弔われたいかを考える
  • ご先祖様に感謝の気持ちですすめる

 

のん

お墓をしまうというのは、決してネガティブなことではなく、ご先祖様への感謝の気持ちをあらわす行事かもしれません

 

長女はつらいよ~長女の墓じまい編~は、これで終わりです。

まだまだ長女の問題は続きます。

 

 

長女はつらいよはこちらからまとめて読むことができます。

 

 

 

 

]]>
https://www.appare-senior.com/2020/01/22/chojo/feed/ 0 595
長女はつらいよ ~墓じまい体験談~【4】 墓じまいの手続きから費用まで。 https://www.appare-senior.com/2020/01/17/chojo-4/ https://www.appare-senior.com/2020/01/17/chojo-4/#respond Fri, 17 Jan 2020 05:14:55 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=560

前回の記事では、父の入院先で、「永代供養」を知ったというお話をしました。 同室の方には、今でも本当に感謝しています。 まさに「地獄で仏」だね。   永代供養とは 私は、「永代供養」という言葉をそのとき、初めて知 ... ]]>

前回の記事では、父の入院先で、「永代供養」を知ったというお話をしました。

同室の方には、今でも本当に感謝しています。

まさに「地獄で仏」だね。

 

永代供養とは

私は、「永代供養」という言葉をそのとき、初めて知りました。
そして、お墓以外で、ご先祖様を供養する用法があることも。

それまで、ご先祖様には、お墓参りをするのが当たり前だと思っていました。

 

永代供養の起源

永代供養とは、寺院が永代にわたり供養する事をいう。

起源は定かではないが、江戸時代に書かれた永代台帳が多くの寺院で見受けられる事から、永代供養が古くから行われていた事が分かっている。

また、同じく江戸時代に設けられた檀家制度も、檀那寺の維持にその都度つとめる事を条件に檀家の供養を寺院が行うという点で永代供養をお願いしている事になるが、檀家制度が寺院を保持する為、近隣を対象としたのに対し、永代供養では地域に関係なく信仰により供養がされた為、檀家制度のように寺院の維持に、その都度つとめるという事が出来ず、それ故に最初にまとまった志俱を納めるようになり、それが今日の永代供養の原形になったのではないかと考えられる。

その為、古来より永代供養が行われた寺院は信者寺と呼ばれる檀家を持たない寺院に多くみられる。

近年では、核家族化などの事情により、檀家寺でも永代供養を行う寺院が増えており、本来の檀家制度と永代供養の垣根があいまいな形になっており、葬式仏教と揶揄される原因の一つにもなっている。

引用: wikipedia

 

あっぱれ

本来は、「永代供養」を行うお寺は、「檀家」を持たなかった、つまり、永代供養専門寺であったんだね。/say]

 

現代の永代供養事情
近年、少子高齢化の進行により、生前より永代供養を希望する中高年が増えている。

墓や信仰を継承する子孫がおらず、死後の供養が期待できない人のために、その遺骨や位牌を境内の共同墓地に合祀し、寺院の存続する限り僧侶が定期的に共同墓地を保守管理することを永代供養と定義する寺院もある。

無縁社会という言葉が流行語となり、年間32000人(2010年)が無縁死するといわれる無縁社会にあって、無縁ビジネスのひとつである永代供養ビジネスもにわかに活況を帯びてきている。

引用:wikipedia

 

核家族化により、その檀家自体の維持が難しくなってきた。
そこで、檀家のあるお寺も、「永代供養」を行うようになったのですね。

 

墓じまいの準備で行ったこと

父が入院中の同室の方は、市内のお寺に、「納骨堂」ができることも教えてくれました。

そのお寺の役員をされているとのことでした。

檀家を持つ寺が、永代供養を行い、骨壺を納める場所を作る場所ができ
ということになります。

 

母は、長年、お墓詣りを夫と娘たちにさせていることが心苦しかったのでしょう。

 

母「もう、私もお墓参りできないし、お父さんも無理だと思う。子どもたちに負担をかけるのはいやだ」

母「このタイミングで、同室の方がアドバイスしてくださったのも、何かの導きかもしれない。」

母の気持ちはすでに、「墓じまい」へと固まっていました。

何とはともあれ、まずは、見学をしてみることにしました。

検討先のお寺の納骨堂の見学

新設された納骨堂は、実家から比較的近く、バリアフリーでエレベーターもあります。

足の悪い母でも大丈夫ですし、加齢により足腰が弱った年配の方でも、いつでもお参りができます。

そして住職の方もとても親切で、丁寧に説明してくださいました。

部屋の中は前に大きな祭壇があり、祭壇に向き合う形で、各家ごとの納骨堂が並んでいる。

いわば「お墓のマンション」です。

納骨堂は様々なサイズがあり、各家庭の規模のニーズに応えられるようになっています。

ひとつひとつがコインロッカーのように、鍵もかけられ、安全対策もしっかりされていました。

何よりも、新設ということで、とてもきれいで、決め手になりました。

お寺での行事参加。
そして、お盆と暮れは、自宅の仏壇にお勤めにいらっしゃいます。

お墓が納骨堂になったというだけで、大きな抵抗感はありません。
一度の契約で、私がお世話できなくなっても、お寺が管理をしてくださる。永遠に。

検討の末、このお寺の納骨堂を契約することになりました。

 

契約の際にクリアしないといけないこと

 

永代供養、そして納骨堂を契約するにあたって、我が家では下記の点をクリアしなくてはなりませんでした。

  • 改宗
  • お墓の移転・仏壇の買い替え
  • お寺への説明
  • 費用

改宗

私の実家は代々「禅宗」でした。

仏教にも多くの種類がありますが、検討先のお寺は「浄土真宗」です。

つまり、禅宗から浄土真宗へと「改宗」を行う必要がありました。

 

ご先祖様が何ゆえ、「禅宗」を選んだかは、もはや知る由もありません。

ざっくりした共通点は、お経が「南無阿弥陀仏」。

違う点は、浄土真宗の方がやや仏壇がきらびやかである。

という程度です。

母は、「宗派」より、ご先祖様にちゃんと会える方が良い。

というスタンスで、「改宗」をすることに対する迷いはほとんどありませんでした。

私も荒れたお墓ではご先祖様に申し訳ないという考えは一緒だし、母の気持ちも分かるので、改宗に対する抵抗感はすぐにクリアしました。

お墓の移転

納骨堂を契約となると、現在、お墓の中にある骨壺を移動させなくてはなりません。

本家とはいえ、古い家系ではありませんが、幼くして亡くなった父の弟など、私の知らない方もいらっしゃいます。

「お願いされて、あの方のも入っている」

そういう世界です。
父も動けないし、判断能力もそのときにはありません。

何をどうしたよいか、良く分からない部分も多かったのですが、いつもお世話になっている仏壇店が、すべて取り仕切ってくれるとのことで、お願いすることになりました。

お寺への説明

長年お世話になったお寺です。

最後のけじめが必要ですし、お墓の周りが荒れていたとはいえ、これまで守ってくださった感謝の気持ちもあります。

夫婦ともに体を悪くした事情もあり、比較的すんなりと報告は終わりました。

気が付けば、お墓の移転を決意する檀家さんが増えてきたのか、山のお墓もポツポツと更地になっていました。

あっぱれ

お墓参りで山登りというのは、これから徐々に減っていくかもしれないね

 

費用は誰が出すか

納骨堂の費用、改宗を始めとしたお墓の移転、仏壇の購入等々。
問い合わせるまでもなく、大きな金額になることは目に見えています。

親戚と折半という方法も考えましたが、すでに家を出て久しく、例によって父と折り合いが悪い。交流も途絶えている。その父が入院中ともなれば、私たちが出て金銭面でもめるのは明白。

自分たちで持つことになりました。

(これがまた、後々、揉め事になってしまうのですが・・・)

 

仏壇店でしてくれたこと

仏壇店の方には大変お世話になりました。
さすがプロです。

そして、時代の流れもあり、こういうケースが増えてきたのでしょう。

非常にスムーズに行われました。

余談になりますが・・・

実は、この墓じまいをおこなったのは、今から10年前のことです。
(思い出しながら、当時のメモを見ながら、書いています)

今はもっと手厚くなっているかもしれないし、情報も多くあることでしょう。

私たちの場合は、「人からの情報」でした。「人とのつながり」が無ければ、今、こうしてお伝えもできていないわけです。
ぜひ、地元の仏壇店やお寺を目で見て、そして直接言葉で気持ちなどを伝えられてください。墓じまいはそれぐらい「心」の大切な作業だと思っています。

あっぱれ

とはいえ、お墓が遠方にあったり、人づてが難しかったりする場合は、ネットのポータルサイトも活用するといいよね。

 

あの頃は、そんなサイトなかったなあ。見つけられなかったのかも。

あっぱれ

今はこういったポータルサイトもあるからチェックだね!

 

 

墓じまいの手順

墓じまいは、だいたい、下記の手順で行われました。

  1. 契約(お寺)、仏壇店
  2. 現在のお寺に伝える
  3. 改宗に伴う各手続(宗派とお寺によって変わりますが、要は“魂を納める場所”を変えるという儀式を新旧ともに行います。
  4. お墓の移転・・仏壇店が工事、そして最後のお浄めまでしてくださいました。
  5. 仏壇の取り替え・・禅宗と浄土真宗は仏壇が違うため、取り替え。禅宗では木魚がありましたが、浄土真宗ではない・・というのがちょっとした驚きでした。
  6. 新しいお寺による、一連の儀式(家の仏壇、納骨堂の仏壇での読経など)

あっぱれ

これらを自分たちでするのは難しいね。プロの力が必要だね。

 

墓じまいにかかった費用、How much?

この記録の読者の方には、今、墓じまいを検討中という方も多いかもしれません。

その多くの方が気になるのは、やはり

「墓じまいの費用」

でしょう。

10年前の記録で、地域性もありますが、私の実家でかかった費用をここで披露します。

[box03 title=”墓じまいでかかった費用”]

永代供養の契約料・・・約120万
お墓の移転、仏壇の設置、お墓の処分等、つまり、仏壇店に払った費用・・・15万円
維持費(永年)・・・15万
護寺会費・・・年間6600円

おおよそ、150万円となりました。

[/box03]

大きな出費となりましたが、お墓を守る、ご先祖様と敬う面で義務を果たし、両親も私もほっとしました。

墓じまいを経験して

先祖代々続いてきたお墓をしまって、お寺の中にお骨を納める。

勇気のいる決断でしたが、この先、誰が面倒みるか分からなくなるという状況になるより、安心して任せられる場所があるというのは大きな「安堵」でした。

私は長男の嫁であり、男兄弟も息子もいるので、夫の代で墓じまいが行われるかどうかは分かりませんが、私の実家のように、もう見てくれる人がいないという場合は、自分たちの代でお墓をしまうという選択肢は、決して後ろ向きではなく、明るいものであると思いました。

 

こちらでは、お墓選びをネットからできます。

 

次回は、「長女の墓じまい」最終回。

現在のお墓まいりのこと」です。

 

]]>
https://www.appare-senior.com/2020/01/17/chojo-4/feed/ 0 560
~長女はつらいよ~墓じまい体験談【3】 お墓の移転と永代供養を検討する https://www.appare-senior.com/2020/01/12/chojo-3/ https://www.appare-senior.com/2020/01/12/chojo-3/#respond Sun, 12 Jan 2020 14:43:57 +0000 https://www.appare-senior.com/?p=395

前回は、健康そのもの、生涯現役と思われた父の入院の話をしました むしろシニア世代ならではの「自分は大丈夫」という過信があったのだと思う。今日は、その後の実家のお墓参りのことです。   前回のお話はこちらから & ... ]]>

前回は、健康そのもの、生涯現役と思われた父の入院の話をしました

あっぱれ

病気と違って、ケガは突然やってくるよね。他人事じゃない

むしろシニア世代ならではの「自分は大丈夫」という過信があったのだと思う。今日は、その後の実家のお墓参りのことです。

 

前回のお話はこちらから

 

親戚とお墓まいり

父が入院した翌日、

遠方から帰ってきた親戚と一緒に、実家のお墓まいりにいきました。

実家に帰ってくると、かねてから感じていた兄(つまり私の父)と兄嫁(つまり私の母)に対する「不平不満スイッチ」が入ってしまったのか、お墓まいりに行く道中、過去のあんなこと、こんなことを私に語り始めました。

 

幸い、私は親戚にはかわいがられていた・・とは、思うのですが、自分の親を悪く言われて気分が良いはずありません。

いわゆる「板挟み」です(親は知る由もないが・・・)

とはいえ、せっかく帰ってきてくれたのだから、少しは父に対しての愛情もあるのかもしれない。

と思いながら、お墓のあるお寺に到着しました。

あっぱれ

ここに文子ども時代の兄弟と違って、大人になると血縁関係だから仲が良いとはならないんだね

骨肉の争いという言葉があるように、逆にこじれてしまう可能性も高いのかもしれない。だから、エンディングノートとか、遺言とかが必要なのかも

 

草に覆われたお墓

お寺に到着し、一緒にお墓まいりをしました。

お寺の住職さんにご挨拶をし、御堂内の仏壇に手をあわせ、外でお水を汲んで、さあ、山登りです。

いつものように、山の階段を登りました。

父は当分お墓まいりができないので、私の役目になりそうです。

時おり振り返るうちに、やがて見えてくる海。

ハードだけど、この景色が大好きで、子どものころは「ヤッホー」とさけんでは、こだまが返ってくるのを楽しんだなあ。もうあの頃は戻ってこないんだな。

父があんな姿になってしまったことが、心に重くのしかかります。

さて、登っていくにつれ、なんだかいつもと様子が違う。

お盆前ということで、ややお墓まいりの時期からはズレていたものの、登っても登っても墓石が目に入ってこない。

「・・・雑草が多すぎる」

注:イメージです・・。

環境整備が行き届かず、実家のお墓は草に覆われ、お墓までの道もすっかり草にふさがれていました。
しばし呆然とする私たちでした。

手入れが回らない寺

一緒に登った親戚の気持ちを推し量る余裕もなく、

「おじいちゃんがこれではかわいそうだ・・・」

と、とりあえず草をかきわけ、お墓にたどり着き、一通りの形だけの掃除をし、手を合わせて下山しました。

下山してすぐに、住職さんにお墓のありさまを伝えました。
私が明らかに不快に感じているという雰囲気を察したのでしょう、

 

住職さん:「お嬢さん、そうは言っても、難しいんですよ。分かってください」

 

あきらかに迷惑そうな口調で、私にそう伝えられました。

もうお寺の方も山の手入れができなくなるほどなのか・・・。
そういえば、住職さんも御病気等をされていると、母から聞いたことがある。

子供の頃にはわからなかった大人の事情。

「お墓を守るって大変だなあ・・」

としみじみ思いました。

 

今後のお墓の世話は、誰がするのか問題

お墓まいりをしたあと、親戚は相変わらずぶつぶついいながら、新幹線で帰っていきました。

今後、この父の兄弟が、とんでもない波風を立てていくのですが、それはまた後日・・。

 

父は相変わらず調子が悪く、誤嚥性肺炎も起こし、意識はもうろうとしていました。

何度か医者に「ヤマです」と言われたものの、悪運が強いのかどうなのか?
徐々に最悪な状態は抜けていきました。

足の悪い母は、仕事を終えた後に、つきっきり。
お墓はあんな状態であったと報告をしつつ、父も気になるし・・・

と。

そのとき、1歳の息子は同居の義両親がしっかり見てくれました。

鬼の同居嫁でしたが、今はその時のこと、とても感謝しています。

そんな中、母に、あのお墓のありさまを伝え、母も

「もう、お父さんも私も山に行けないかもしれない」

と。

嫁に出た私が、あの山にずっと登りつづける。
できないことはないけれど、私が行けなくなったら誰がこのお墓を?

妹をあてにするのは、やや不安が残ります。

問題は重くのしかかりました。

転院先の病院探しに苦労をする

 

あっぱれ

ここに文お墓を見る人がいなくなったら、それこそお墓が荒れるよね

私まではなんとかなっても、子どもたちが世話をするとは思えないし・・。地元に残るかどうかも怪しいし。

あっぱれ

ここに文そんな問題を抱えている、シニア世代ってたくさんいると思うよ

シニア世代は、転院も難しい

 

さて、入院生活も3ヶ月目となり、救急で運ばれた大病院は長く入院をすることができず、次の病院を自分たちで探さなくてはならないということに。

未だ、起き上がることができませんが、命に別状が無くなった時点で、転院というシステムだそうです。

リハビリ病院はことごとく断られ、(入院から転院まで2ヶ月程度の患者のみというところとか、空きが無いとか)、頭を打っていることもあり、脳神経外科も視野にいれ、あとは地元の中堅総合病院をあたることに。

そんな中、当時の幼稚園のママ友さんが同郷で、ご家族が入院されていた病院が良いとアドバイスが。

そこからトントン拍子に転院先が決まり、リハビリ前という情報とは違って、寝たきりの父をみてかなり困惑はされていたものの、無事に転院を済ませることができたのでした。

人の縁ってありがたいです

転院先での出会いで「お墓の移転」を考える

 

転院先では、母が毎日仕事が終わったあと、病院へ通っていました。

母もこれを機に、仕事を辞めることになりました。

いろいろと実家の事情が変わる中、病院での暮らしはスムーズに過ぎ、同室の方ともコミュニケーションが取れているようでした。

父はリハビリをする段階になり、一歩一歩着実に前に。

しかし、もう前のようなハツラツとした歩きはできません。

お墓まいりの問題は、母の心にずっとあったらしく、いつものように同室の方とのお喋りの中でぼやいたところ、年配の男性から思いがけない言葉が。

「今度、●●寺に納骨堂ができるらしいですよ。永代供養もしてもらえるとか」

「永代供養?」

初めて聞く言葉だと、母が電話口で私に伝えたのでした。

先祖代々、おまいりしていたあの墓を移転する・・・。

 

お墓の移転事情

あっぱれ

最近、ニュースでも「墓じまい」がテーマに取り上げられたりしているよね

NHKのあさイチでも特集が組まれていたし、クローズアップ現代でも取り上げられていたのを見ました。家を継がない子供たちが増えて、「お墓を守る」という習慣が薄れてきたのも昨今の事情です。

あっぱれ

遅かれ早かれ、無縁仏になっていくのは目に見えている。だからこそ、私たちの世代でお墓のありかたを考えなくちゃいけなくなってきた

父の入院を機に、代々続いてきたお墓をしまう。

私と母の決断を引き続き、綴っていきます。

 

長女はつらいよはこちらからまとめてよめます
https://www.appare-senior.com/2019/11/24/cho01/

 

 

 

]]>
https://www.appare-senior.com/2020/01/12/chojo-3/feed/ 0 395