のりたまです。
筆者は、40代後半に入り、緩く終活を始めています。
年末が近づくにつれ、気持ちが焦り始めるのが「今年の年賀状、どうする?」問題。
最近は、LINE等のSNSが主流になってきたこともあり、年賀状を終わりにする。
つまり「年賀状納め」をする人も多くなりました。
新しい年末年始の挨拶スタイルととして、年賀状の衰退は今後も加速していくものと思われます。
一方で、年賀状が持つ温かさを重視する人も多く、心のこもった年賀状がお正月のひとときをそっと温めてくれる…という場面も。
筆者は昨年、いつも書いていた年賀状が書けませんでした。
しかし、それが結果的に「終活」の一環となり、年末仕事の削減へと繋がりました。
現在、「年賀状終了宣言」はしておりませんが、枚数を削減したことにより、負荷が軽くなりました。私が行った年賀状スリム化体験が、誰かのお役に立てればいいなと思います。
- のりたまの年賀状状況(スリム化前)プライベート約50枚(内訳:学生時代の友人、幼なじみ、ママ友、会社勤務時代に仲良くなった人、親戚)
- 終活スタイルは、今を大切にするが、思い出は今を楽しむアイテムだと思っているので、過度な断捨離はしない主義
目次
年末に仕上げる年賀状を選別する
毎年、年賀状は家族分で120枚程度ありました。
夫の仕事関係も私はが作成していたので、1日仕事です。
年末の体調不良により、
「私分の年賀状を書かない」
という対応をとりました。
- 夫分
- 子どもたち分
- 親戚分
は、従来どおり製作。子どもたちも高校生の娘は自分で作るので、小学生の息子分のみ作成。
仕事・親戚はほぼテンプレートのままにしました。
お正月に来た年賀状をまとめる
年賀状は、いつものように毎年出してくれる人、送ったり送らなかったりと、気まぐれなやりとりになっている人などが、可視化されます。
私あてに届いた年賀状の中には、大切な人も入っていましたが、あえてすぐに返事を書かず、ひたすら「誰から来たか」をチェック。
平行して、他の家族の年賀状に関しては、従来どおりのやりとりを心がけました。(出していない人に返事を出す)
お正月の5日までに来なかった方については、来年からは失礼させていただくというルールを作りました。(喪中除く)
年賀新聞を作成する
お正月5日を過ぎたら、私の年賀状作成です。といっても、ある程度テンプレートは作っていたので、あとは宛名を書くだけ。
年賀状カードには以下の内容を盛り込みました。
昨年にかけなかった理由
私の場合は、「インフルエンザになってしまったので、書けなかった」旨を記載しました。併せて、相手への体調も気遣う文面も入れました。
SNS連絡先
学生時代の友達や、昔の仕事関連で仲良くなった人などは、意外とSNSの連絡先が分からないことがあります。特に年賀状だけの付き合いになると、わざわざLINEの交換などもしないです。
というわけで、私のLINEとFACEBOOKのアカウントをQRコードで載せました
私自身の近況
子どもたちが大きくなると、赤ちゃんの顔がドーン、家族写真ドーン…といった年賀状が少なくなります。
私を中心にした出来事をまとめたものを載せました。
年賀新聞に変えて得た、新しいコミュニティ
この年賀状カードに変更し、すぐにいつもと違った反応がありました。
まず、新しいLINE登録がありました。とてもとても古い友達です。
疎遠になりかけていたものが、形をあらたによみがえり、その時代を共有するグループになりました。
このグループは懐かしい話で盛り上がったり、お互いの健康を祈ったりまと、ママ友とは違うほのぼのさがあります。
幼少期友達、高校生友達と2つのグループができあがりました。
年賀状納め、年賀状の断捨離をするまに考えること
今は世の中の人の繋がりが希薄になり、アナログよりもネットの方が本音で話せている…という人も少なくありません。
あたりまえですが、昔の縁は、これから作ることはできないのです。
ということは、せっかくの縁を断捨離してしまう前に、もうひとつ、別の形で関係がつなげられないか?を考えてみるのも優しい選択です。
40代後半になると、体調の変化も生じ、それこそ鬼籍に入る人も徐々に増えてきます。
年賀状じまいをするめに、ワンクッション、引き続き繋がるようなコミュニケーションの形を考えてみる。
そのひとつが「自分の近況を中心に書いた、年賀新聞のような年賀状」
それでも、お役目を果たしてた縁もあります。
バッサリと終わらせるより、一人一人に感謝の気持ちをこめて、ゆっくりと年賀状じまいをする。
それは、自分への優しさにも繋がると考えます。