高齢者の事故を防ぐ!運転免許更新に迷った時のチェック30項目。

運転チェック

「まだまだ運転できる」
「車が無いと買い物に困る」

こういう理由で、「シニア」と呼ばれる年代になっても、なかなか運転免許証を返上できない。そんなシニア世代は珍しくありません。

そして、「自分の親はまだ大丈夫かな」と心配になっている、お子さんたちも、ぜひチェックを一緒にされてみてくださいね。

 

運転時認知障害早期発見チェックリスト30

5つ以上、当てはまったら要注意です!
気になったら、すぐに専門の病院で診察を受けましょう。

 

◆注意事項◆

運転時認知障害早期発見チェックリスト30は、あくまで認知機能の病的障害を念頭に専門機関への受診を検討する際の目安であり、判断するのは本人やご家族です。

NO 項  目
1 車のキーや免許証などを探し回ることがある。
2 今までできていたカーステレオやカーナビの操作ができなくなった。
3 トリップメーターの戻し方や時計の合わせ方がわからなくなった
4 機器や装置(アクセル、ブレーキ、ウィンカーなど)の名前を思い出せないことがある。
5 道路標識の意味が思い出せないことがある。
6 スーパーなどの駐車場で自分の車を停めた位置が分からなくなることがある。
7 何度も行っている場所への道順がすぐに思い出せないことがある。
8 運転している途中で行き先を忘れてしまったことがある。
9 良く通る道なのに曲がる場所を間違えることがある。
10 車で出かけたのに他の交通手段で帰ってきたことがある。
11 運転中にバックミラー(ルーム、サイド)をあまり見なくなった。
12 アクセルとブレーキを間違えることがある。
13 曲がる際にウインカーを出し忘れることがある
14 反対車線を走ってしまった(走りそうになった)。
15 右折時に対向車の速度と距離の感覚がつかみにくくなった。
16 気がつくと自分が先頭を走っていて、後ろに車列が連なっていることがよくある。
17 車間距離を一定に保つことが苦手になった。
18 高速道路を利用することが怖く(苦手に)なった。
19 合流が怖く(苦手に)なった。
20 車庫入れで壁やフェンスに車体をこすることが増えた。
21 駐車場所のラインや、枠内に合わせて車を停めることが難しくなった。
22 日時を間違えて目的地に行くことが多くなった。
23 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒くなった(と言われるようになった)。
24 交差点での右左折時に歩行者や自転車が急に現れて驚くことが多くなった。
25 運転している時にミスをしたり危険な目にあったりすると頭の中が真っ白になる。
26 好きだったドライブに行く回数が減った。
27 同乗者と会話しながらの運転がしづらくなった。
28 以前ほど車の汚れが気にならず、あまり洗車をしなくなった。
29 運転自体に興味がなくなった。
30 運転すると妙に疲れるようになった。

特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会
【監修】浦上克哉
日本認知症予防学会理事長
特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会理事
鳥取大学医学部教授

引用元:警視庁 交通総務課 交通安全対策第一係 電話:03-3581-4321(警視庁代表)

あまたろう

意外とあてはまるものじゃのう

あっぱれ

自分は大丈夫って思っても、可視化するとそんなに大丈夫じゃないことが分かるよね

 

親が車を手放したがらなかったら?

私の場合、父がケガで入院をしたのを機に、返上しました。
軽トラで仕事にも行っていましたが、寂しがりながらも、承知をしてくれました。

母も次の更新で返上する予定です。

昨今の、高齢者ドライバーの事故のニュースで、世間の目も厳しくなっています。
その後のサポート体制など、しっかり家族間で話し合いをし、納得した状態で返納できれば、一番理想的ですね。

それでも、どうしても手放したくない!とごねる親もいます。

のりたま

さみしそうな親を見ると、子どもの決心も揺らいでしまいますよね

その場合の対策は、また改めて、ご提案させていただきます。
まずはチェックシートで、自分の状況をしっかり把握しましょう!

あっぱれ

車が運転できなくなったら、公共交通機関と、後は自分の足が頼り!しっかり鍛えておきたいですね

 

 

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